部分矯正

部分的な矯正治療

歯並び・噛み合わせはそんなに悪くないので、目立つフル矯正はしたくない。でも、ちょっと気になる部分(特に前歯など)だけをきれいに矯正したい! そんなご要望にお応えするのが矯正治療が部分矯正です。

部分矯正治療

部分矯正治療とは、前歯部に4~6個のブラケットを付けて歯並びを治す方法です。

全顎矯正は歯列全体の歯を移動させますが、部分矯正は全部の歯を動かしません。よって、治療も早く終わります。

しかし、歯列全体の歯を動かさない為、全体のかみ合わせを調整する事ができません。前歯以外の歯列がきちんと咬みあっている方が対象の矯正治療となります。


部分矯正のメリット・デメリット

部分矯正のメリット・デメリット

メリット

  • ・歯へのダメージが少ない。
  • ・自分の歯を利用できる。
  • ・通常の矯正治療に比べ、治療期間が短い。
  • ・通常の矯正治療に比べ、治療費は安め。

デメリット

  • ・歯を動かす為のスペースを確保するのに、歯質を削る必要がある。
  • ・ワイヤーを使用する場合は目立つ。
  • ・ある程度の治療期間は必要(治療期間が3ヶ月~1年位)

矯正治療期間

治療に要する期間は、概ね 3か月~1年程度です。(症例・症状によって変わります。)

部分矯正治療では治療できない場合もあります。

  • ・前歯のデコボコが重度の場合。
  • ・開口、受け口など骨格的に問題がある場合。
  • ・上の前歯を中に入れたい症例で、すでに下の前歯が当たっている。

などの場合は、部分矯正治療では対応が難しい症例となります。
部分矯正ができるか・できないかは、患者様のご希望・ご要望をお聞きしたうえで、診査・診断させて頂く事になります。